鉄道で楽しむ佐賀と長崎の代表画像

鉄道で楽しむ佐賀と長崎

佐賀と長崎を旅するなら、鉄道もおすすめ。魅力たっぷりの観光列車や地域の特色あふれるローカル線など、個性豊かな列車があなたを待っています。鉄道ならではの景色や体験、出会いは、きっと忘れられない思い出になるはずです。

<SとNを繋ぐ鉄道>

36ぷらす3

36ぷらす3
4号車マルチカー
「36ぷらす3」のお食事画像

2020年秋に運行を開始した観光列車「36ぷらす 3」は九州7県5つの運行ルートでめぐります。月曜日ルートは博多ー佐賀ー長崎間を走ります。博多駅を出発後、昼食をとりながら佐賀・長崎へ。車窓には有明海の景色が広がります。また、夕方に長崎を出発し、博多に向かうルートは「36ぷらす3」唯一のディナータイム運行です。

肥前浜駅
肥前浜駅の外観画像
日本酒バー「HAMA BAR」の写真

月曜日ルート(博多ー佐賀ー長崎、長崎ー佐賀ー博多)で特別停車する肥前浜駅は、佐賀県鹿島市浜町にあるJR九州長崎本線の駅です。江戸時代に長崎街道の宿場町として栄え、酒造業によって発展した白壁土蔵の酒蔵が多く残るまちなみが魅力です。停車中にまちなみの散策を楽しめるほか、全国初の駅ホーム直結の日本酒バー「HAMA BAR」で、窓越しに列車を眺めながら、鹿島の地酒を味わうのもおすすめです。

松浦鉄道

旧国鉄松浦線の路線を受け継ぎ、1988(昭和63)年に開業した松浦鉄道。長崎県佐世保からたびら平戸口、松浦を通り、佐賀県伊万里、有田へと繋がる路線です。ローカル感漂う路線は鉄道ファンからも大人気!
お得な「松浦鉄道1日乗車券」でのんびりと長崎県北部~佐賀県西部の旅を楽しんでみてはいかがでしょうか。

アジフライの聖地
長崎県松浦市とコラボレーションした車両
アジフライの食品サンプルが付いた吊革

2021年春には、まちのあちこちで新鮮なアジを揚げたアジフライを食べられる“アジフライの聖地”長崎県松浦市とコラボレーションした車両が運行開始。本物そっくりのアジフライの食品サンプルが付いた吊革など、ユニークな仕掛けが満載です。(2022年3月末までの期間限定の予定です。)

日本最西端の駅
日本最西端の看板

長崎県平戸市にあるたびら平戸口駅は、普通鉄道の日本最西端の駅として知られています。駅前に記念碑が設置されているほか、併設する小さな鉄道博物館には古い時刻表や線路のレールなどが展示されていて、見学するのも楽しい駅です。「日本最西端の駅」訪問証明書も販売しています。

浦ノ崎駅の桜
浦ノ崎駅 桜のトンネル画像

佐賀県伊万里市にある浦ノ崎駅は、1930年に開業した駅です。開業と同時に線路脇にソメイヨシノが植樹され、地元の人々に大切に守られてきました。90年以上を経て、木々は大きく成長。春には線路を覆うように桜が咲き誇り、利用客や地元の人々の目を楽しませています。見頃の時期には、「桜の駅まつり」も開催されます。

<長崎の鉄旅>

JR大村線

長崎県佐世保市の早岐駅と諫早市の諫早駅を結ぶJR九州大村線。海岸線に沿って列車が走り、穏やかな大村湾の風景を楽しむことができます。沿線には、魅力溢れるスポットやおすすめのスイーツがたくさん。お得な「ぶらり大村線きっぷ」で、『見たい、食べたい、遊びたい』を満喫してください。

夕焼け大村線
JR大村線(夕焼け大村線)

大村線には、まるで、アニメや映画の世界に飛び込んだような、壮大な景色が広がります。
空も海も対岸も、すべての景色が夕日に染まり、美しいグラデーションに包み込まれます。

千綿駅(ちわたえき)
千綿駅の夕景

大村線のなかで人気を集めるのがレトロ風の木造駅舎が目印となっている東彼杵町の千綿駅です。ホームからは、美しい大村湾を一望でき、写真愛好家の格好の撮影スポットとなっています。特に夕映えに輝く大村湾が見事で、2014年冬季の「青春18きっぷ」ポスター写真にも選ばれました。写真は、長崎県都市計画協議会主催の、各市町の美しい景観をテーマにした「行きたい!住みたい!長崎魅力百景フォトコンテスト」の受賞作品です。

千綿食堂
千綿食堂のカレー

2016年には、千綿駅構内に「千綿食堂」がオープン。食事メニューは日替わりのスパイスカレーが人気。カレーの具材や野菜、米はすべて地元産を使用しています。

長崎電気軌道

長崎電気軌道は4つの系統で長崎市を走る路面電車です。市民の生活や観光客の移動手段として多くの人に親しまれて、お得な一日乗車券とスマートフォンで利用できるモバイルチケットも販売しています。

一日乗車券モバイル

水戸岡鋭治デザイン 「みなと」

みなとの外装写真
みなとの車内写真

2017年4月には、JR九州の「ななつ星in九州」など、数多くの列車デザインを手がける水戸岡鋭治氏のデザインによる車両「みなと」が運行を開始。港町をイメージした鮮やかなブルーの車体に長崎でよく見かける「尾曲がり猫」が描かれ、内装には木をふんだんに使用しています。教会を思わせるステンドグラスの窓や龍踊りのイラストなど、随所に長崎らしさを感じることができる車両です。

島原鉄道

長崎県諫早市の諫早駅から島原市の島原港駅間、約43.2kmを結ぶ島原鉄道。島原半島の美しい海や青い空に映える黄色い車両がシンボルです。鉄道・バス・フェリーが乗り放題の「島原半島周遊パス」も販売しています。

大三東駅(おおみさきえき)
大三東駅
幸せの黄色いハンカチ

島原市大三東(おおみさき)駅は“日本一海に近い駅”と称され、2021年には清涼飲料水のCMにも起用された場所。屋根も柵もない開放的なホームから目前に広がる有明海の風景を堪能しましょう。駅を訪れた記念として、駅に設置されたガチャガチャで販売している「幸せの黄色いハンカチ」に願い事やメッセージを書いてみてはいかがでしょうか。

しまてつカフェトレイン
カフェトレイン
トレインアテンダント

「しまてつカフェトレイン」は、2018年に運行を開始した観光列車です。地元を知り尽くした“しまてつ”がおすすめするご当地グルメをランチ、スイーツの2コースで楽しむことができます。トレインアテンダントによる沿線やグルメの案内も楽しみです。途中停車する大三東駅では、ホームで記念撮影などをすることができます。

<佐賀の鉄旅>

JR唐津線

JR唐津線は、佐賀市と唐津市を結ぶJR九州の路線です。佐賀市の久保田駅から唐津市の西唐津駅まで13の駅があります。

小城駅(おぎえき)
小城駅の外観
小城羊羹の画像

羊羹のまちとして知られる佐賀県小城市の玄関口、JR小城駅。明治36年に建設されたレトロな駅舎の構内にはピアノが置いてあり、時折心地よい音色が聞こえます。小城市では22の製造元が伝統の羊羹を作り、小城駅から須賀神社までの道は「羊羹ストリート」とも呼ばれています。そのうちのひとつ、「村岡総本舗 本店」の「羊羹資料館」は小城駅同様に「国登録有形文化財」や「22世紀に残す佐賀県遺産」に登録される名所。また、駅から徒歩5分の場所には、「さくら名所百選」・「日本の歴史公園百選」に選ばれた小城公園があり、春になると約3000本の桜が咲き誇ります。

JR鹿児島本線・長崎本線

九州を縦断するJR九州鹿児島本線は、福岡県北九州市門司港駅から熊本県八代市八代駅まで約232kmを結んでいます。佐賀県鳥栖市鳥栖駅で、鳥栖駅と長崎県長崎市長崎駅を繋ぐ長崎本線と接続しています。

鳥栖駅
かしわうどんの写真
駅前不動産スタジアムの写真

佐賀県鳥栖市は、九州の交通の要衝として知られる場所です。鳥栖駅は1889年(明治22年)に開業した九州でも最も古い駅の一つです。現在も明治時代を彷彿とさせる駅舎が使用されています。鳥栖駅の名物といえば、ホームに店を構える中央軒の「かしわうどん」。わざわざ入場券を購入してうどんを食べに来る人がいるほどの人気です。同店の駅弁「かしわめし」は日本最古のとりめし駅弁といわれ、こちらも食べておきたい逸品です。駅の目の前には、日本プロサッカーリーグの1 部リーグ「サガン鳥栖」のホームスタジアム「駅前不動産スタジアム」があるので、サッカー観戦にも便利です。

JR佐世保線

佐世保線は、佐賀県杵島郡江北町の肥前山口駅で、JR長崎本線から分岐し長崎県佐世保市の佐世保駅までを結ぶ48.8kmの路線です。

武雄温泉駅
JR武雄温泉駅の外観
武雄温泉楼門の外観

武雄温泉で名高い佐賀県武雄市。JR武雄温泉駅は佐世保線の全列車が停車する駅であり、2022年秋の開業を予定している西九州新幹線の停車駅です。駅から徒歩圏内に様々な観光スポットがコンパクトに集まっています。見どころの一つに武雄市のシンボルとなっている朱塗りの「武雄温泉楼門」があり、周辺の温泉の泉質は保湿に優れ“美人の湯”と呼ばれています。宿泊はもちろん立ち寄り湯を楽しめるたくさんのスポットがあります。

上有田駅
有田内山地区の写真
上有田駅

日本の磁器誕生の地・佐賀県有田町の上有田駅。1898年の開業以来、ほぼ外観が変わらない貴重な木造の駅舎です。有田町では、今も有田焼の生産が盛んに行われていて、駅から徒歩15分ほどにある国の重要伝統的建造物群保存地区「有田内山地区」には陶磁器の店が建ち並びます。特に、例年ゴールデンウィークに開催される「有田陶器市」は全国からやきものファンが訪れ、有田のまちは大いに賑わいます。また、駅から徒歩7分ほどの「トンバイ塀のある裏通り」では、登り窯に用いた耐火レンガ(トンバイ)の廃材などで作った塀があり、有田らしい風景を見ることができます。

JR筑肥線

JR筑肥線は、福岡県福岡市の姪浜駅から佐賀県唐津市の唐津駅まで、唐津市の山本駅から佐賀県伊万里市の伊万里駅までの2区間からなる路線です。

虹ノ松原駅
虹の松原の写真
からつバーガー移動販売車の写真

佐賀県唐津市にある虹ノ松原駅は、その名のとおり、日本三大松原の一つに数えられる景勝地「虹の松原」のすぐそばにあります。虹の松原は、防風・防潮林として植林されたことを始まりとし、海岸線に沿って全長約4.5km、幅約500mにわたって約100万本という松の木が植えられています。松原の中には、名物「からつバーガー」の店があるので、潮風に吹かれながら絶品バーガーを頬張ってみては。